がま口財布

 

「 お金が帰る（カエル）」特にがま口のお財布は縁起が良いものとされています。

とはいっても単に縁起が良いというだけで使われてきたのではなく、

パカッと開く使い勝手の良さと実用性の高さが日本人に受け入れられ、長らく愛用されている一番の要因でしょう。

 

 

がま口はフランスからの舶来品！？

 

 

 

 

がま口と言うと日本の物というイメージがあるかもしれませんが、実は日本独自の物ではなく舶来品です。

明治時代にヨーロッパやアメリカなど西洋を巡った日本の商人が、当時のフランスで大流行していたもの持ち帰ったのが始まり。

当時フランスでは革製品や口金付きのバッグなどが大流行しており、そこに商人が目をつけたのでした。

彼は日本でまだ馴染みの薄かった鞄を輸入し、日本で売り出し始めます。そうして日本で普及した姿ががま口なのです。

がま口という名前も「蝦蟇（カエル）」が大きく開いた口に形状が似ている為、「がま口」と呼ばれるようになったと言われています。

その後、第一次大戦による好景気による少額紙幣発行による財布の発達、

1923年の関東大震災による身軽な格好で持ちやすいバッグの流行など、がま口はバッグ・財布の歴史ととも日本の文化に溶け込み今に至ります。

ちなみに西洋ではダレスバッグ（お医者さんバッグ）、女性がよく使う口金付きショルダーバッグなど、今でも口金バッグがよく使われています。

 

 

がま口財布ってどうなの？

 

 

キャッシュレス化が進む昨今、改めてその使い勝手やコンパクトさに注目が集まっています。

開閉のしやすさ、便利さから、近年では女性だけでなく男性からも「がま口財布」の支持が高まっています。

 

「使い勝手がよさそう」

 

「友人・知人が使っていて、なんだか使いやすと言っていたから」

 

など、使い勝手の良さに惹かれている方が多い印象です。

男性のがま口財布への関心・注目度が高まっているとはいえ、正直なところ「がま口財布は女性っぽいのでは…？」

と感じる男性も多いのではないでしょうか。

購入前にイメージが気になる男性は併せて参考にしてください。

 

 

実際、がま口の財布ってメンズに合うの…？

 

 

 

 

先にも述べたように、がま口に馴染みのない方にとっては、がま口財布というと女性っぽい印象を持っておられる方も多いのではないでしょうか。

 

がま口は、特に若い男性には馴染みが無いかもしれません。

 
心配ご無用、JAMHOMEMADEでは男性にもぴったりのモダンでスタイリッシュながま口財布、
機能的でスマートな財布をご用意しております。

 

昨今では、男性が手にしても違和感なくおしゃれのアクセントになるがま口財布がJAMHOMEMADEに限らず増えてきています。

 

 

がま口財布の魅力

 

 

 

■ 『パチン』という音

 

開ける時ももちろんですが、閉じる時に小さく響く『パチン』という音。耳障りが非常にいい！癖になります。

 

■ 堅牢性

 

ファスナータイプは中身を入れすぎるとファスナーがパンクする恐れがありますし、マグネットタイプは徐々に磁力が弱くなるなどの経年劣化があります。金属のフレームが財布全体を走っているので、本体の素材が経年劣化し、くたびれても財布本体はしっかり形状を保ちます。また、簡単な開け閉めからは想像出来ない位勝手には開きません。バッグの中で中身が飛び出していた！？などの事故ございませんか？

 

■ 視認性の高さ

 

大きく口が開くので、視認性は抜群。小銭やカード類など中のものを確認しやすく、お会計に手間取ることなくスマートに。
ファスナータイプの財布と比べても使い勝手が良いと感じるでしょう。

 

■ 意外と大容量

 

マチが膨らむような形状をしているため、若干のゆとりが生まれ意外と収納力に優れています。

 

 

 

がま口財布のタイプ（種類）

 

がま口財布は、主に長財布・二つ折り財布・小銭入れの3種類に分類できます。
がま口をメインの財布として使うのであれば、長財布または二つ折りタイプを選ぶのがおすすめです。
現在、使っている財布にあわせて選んでもよいですが、タイプごとに特徴もありますのでご確認ください。

 

 

がま口長財布

 

お札を折らずに入れたい方に愛用されている長財布。
札入れにも小銭入れにも一気にアクセスできますし、厚みが出にくいというメリットがあります。
メインの財布としてぴったりですし、単体で持ち歩いても様になる。
ご購入前にポケットやカード入れの数を確認しておきましょう。ファスナー付きの小銭入れの好みも選ぶポイントに。

 

 

がま口二つ折り財布

 

二つ折り財布は小銭入れががま口になっていますので、がま口と普通の財布としての両方のメリットがあります。
カードもお札もしっかり持ち歩きたい、コンパクトさも欲しい方におすすめ。
ミニバッグの流行やキャッシュレスの浸透とともに大きな財布は持ち歩きにくくなってきています。
サブ財布としてもメイン財布としてもおすすめです。

 

 

がま口小銭入れ

 

フォルムがキュートながま口の小銭入れは紙幣と小銭を分けて持ちたい派の方におすすめです。
大きく口が開くので小銭が取り出しやすいところがポイントです。
ポケットサイズであれば持ち歩くのにも便利ですし、メイン財布と一緒にしても邪魔になりません。
基本的にカードやお札は入れにくいサイズのものが多いので、これひとつでさっとお出かけには向いていないかもしれません。

 

 

親子がま口財布

 

開くと内側にもう一つがま口があり、大小のがま口が二重になっている「親子がま口」。
二つ折り財布と長財布の中間といったサイズ感。
フタ付きでしっかり区切れるので便利で、開いたときの見た目もかわいらしい。

 

 

 

がま口を選ぶ際は、ご自身の使い方（長財布？二つ折り財布？小銭入れ？）や、デザイン、袋部分の素材（革？布製？）、
収納力（ポケット数や仕切り）などをチェックしましょう。
 

袋の素材はデザインを決める大きなポイント。袋の素材によって使い方も印象も変わります。
個人的にポケットや仕切りの数は確認しておきたいポイント。

 
折角、大きく口が開くのに、小銭や紙幣が取り出しづらいなどは論外。スマートじゃありません。
常に携帯するカードを収納できるポケットの数や仕切りがあるかなど、しっかり確認しておきましょう。

 

 

JAMHOMEMADEのメンズにおすすめがま口財布

 

 

 

和のイメージあるガマ口財布をJAMHOMEMADEがモダンでシックなデザインに変えました。

柔らかな弧を描くフォルムはしっとりと手の平に収まり、ガマ口ならではのシンプルな開閉、

開き口が大きく見渡しやすいジャバラ形状、紙幣・小銭・カードの取り出しが容易に行え、意外に侮れない収納力。

上品で、洒落た、大人の落ち着きを演出します。

 

JAMHOMEMADEで現在展開中のがま口財布は、オリジナルの他に、
伝統革工芸「印伝」の総本家の印傳屋のウォレットシリーズをベースにJAMのオリジナル柄を開発、
更にアイレットパーツやボールチェーンを施したものとをご用意しております。

 

 

JAMHOMEMADEオリジナルLaVishレザーを使用したがま口財布

 

 

オリジナルのがま口財布はマットでなめらかな質感が人気の「^※スムースレザー」。植物タンニンで鞣し、ブラックに染め上げたヌメ革を使用しています。

 
^{※スムースレザーは、表面がなめらかな革の総称のことを言います。}

 

スムースは、英語で「smooth」と書き、「滑らかな、すべすべした」という意味があります。「スムーズに物事が進んだ」の「スムーズ」と同じ言葉です。
表面に凸凹や起毛がなく、フラットでなめらかな触り心地が特徴です。

 

使い込むほどに艶が増しオンリーワンアイテムへと変わっていくので愛着を持ってお使いいただけます。

 
ロングタイプの収納力とガマ口ならではのシンプルな開閉により、紙幣・硬貨・カードの取り出しが
ワンアクションで容易に行え、お会計スムーズに運んでくれます。

表面には360度回転し、ウォレットチェーンの絡まりを防ぐオリジナルのアイレットパーツを配しています。

味わい深いブラックのレザーに、調和のとれたブラックコーティングを施した口金パーツがポイント。大人の上品さを演出します。

 

内装は大きな札入れブロックが3つ。カード用ポケットが6つ。

1つは札入れに、もう1つは小銭入れに、残す1つはレシートや領収書、名刺などをまとめておくなど、自由な発想でご使用頂けます。

 

長財布としての機能性も十分に兼ね備えていながら、がま口財布本体は非常にスリム。
厚みが2cmしかないので、カバンにもポケットにもスッキリ収まります。

また無駄な装飾を配して、極シンプルに洗礼されたデザイン、ミニマルな設計はスタイリッシュな雰囲気。

シンプルながら毎日飽きることなく使えるアイテムです。

 

 

 

伝統革工芸「印伝」×JAMHOMEMADEのがま口財布

 

 

時代が移り変わっても、ひとつひとつ丁寧に作られ続けている日本の手仕事。

 

HANDWORKS of JAPAN　/　「日本の手仕事」

 

伝統技法で表現されたアイコニックなJAMのオリジナル柄レザープロダクト。伝統工芸にJAMならではの価値を加えた。

 

印傳屋とはこれまでに、親子がま、がま札入れ、がま口束入れ、がま口アクセサリーケースと数々のがま口シリーズを展開してきました。

 
簡単にご紹介します。

 

 

親子がま

 

 

立体的でボリュームがあるシンプルなガマ口財布。

親子がま口の名のとおり、開くと内側にもう一つがま口があります。

内側のがま口には小銭を、サイドに三つ折りにしたお札や数枚のカードを入れることができます。

アクセサリーケース、コスメポーチとしての使用もおすすめです。

 

 

 

 

がま札入れ

 

 

ベーシックな二つ折りタイプのお財布に、使いやすい大容量のがま口小銭入がひとつになったがま札。

収納はお札、カード、小銭がしっかり収まる必要な機能を揃えたつくりで、

札入ポケットが2つあり、整理してお札を収納する事ができ、内側のがま口の小銭入も、

中仕切りで2つに分かれ大きく開き、中身を取り出しやすい。

二つ折りの財布では比較的薄型なのも人気のポイントです。

 

 

がま札束入れ

 

 

がま口とファスナーの付いた束入れで抜群の収納力の長財布。

がま口小銭入れはお札が入る財布の横幅いっぱいの大ききさで中仕切り付き。

札入部分にはファスナーポケットになっている仕切りがついていて、お札とレシートの仕分けにも便利。

通帳などもしっかり収まる優れもの。大容量タイプが欲しい方にはオススメです。

 

 

 

 

がま口アクセサリーケース

 

 

がま口タイプの指輪入れをJAMHOMEMADEではアクセサリーケースとして販売。

口が大きく開くので中が見やすく、出し入れもしやすい作り。

手の中にスッポリ納まるサイズで、内仕切りがあり、小銭入れとしても使えます。

サイドのリングにはJAMオリジナルのボールチェーンをカスタマイズ。

 

 

 

 

がま口長財布

 

 

丸くて大きな口金、上部と脇の金具がきらりと光り上品なイメージが漂うがま口長財布。

大きく開き、札入中央部分はファスナーポケットになっているため、紙幣・小銭・レシートなどの仕分けに便利。

何も入れていない状態で厚み約1.5cmと手に持ちやすい薄さもポイントです。

こちらのカタチは現在、印伝での製造・販売は終了し、JAMHOMEMADEでしか手に入らないカタチとなっております。

 

 

 

唯一無二。パーソナルにカスタム可能。
指輪やネックレスなど貴金属を使ったアクセサリージュエリーのイメージも強いですが、
実は財布などの革小物もアクセサリー同様にこだわり抜き、数多の傑作を世に送り出している。
なかでもブランド初期からラインナップされるスタンダードウォレットは愛用者も群を抜く。

「革小物・一級職人」の肩書を持つ日本の熟練職人によるきめ細かな仕上げや、美しい経年変化を見せるレザーは言わずもがな、
そのデザイン性の高さは特筆すべきポイント。

 

ジャムホームメイドの革小物に欠かさないアイレットパーツはウォレットチェーンが絡まないよう360度回転する機能性を付与しながら、
裏側にはブラックダイヤモンドをセット。ブラックダイヤモンドは誕生石に付け替えることができ、
世界にひとつだけのパーソナルなモデルになるのもこの財布が愛され続ける理由といえるでしょう。

 

「デザインと機能性は両立しなければならない。機能性の追求こそがデザインの本質的な価値につながる。」

 

ディレクター増井のデザインに対するこの信念は言い換えれば、プロダクトの本質に思いを巡らせ本来求められている以上の機能を持たせることがデザインの成功の一つである、との考えにつながります。