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ブライドルレザーの財布特集!選び方・魅力を紹介

2023.05.10

FEATURE


 

 

ブライドルレザー(BRIDLE)

 

 

「Quality=品質」、「Luxurious=贅沢」、「Finish=仕上がり」、

「Strong=堅牢」、「Shine=輝き」、「Durable=耐久性」

 

これらはブライドルレザーを表現する言葉です。

令和元年、天皇即位の儀のために納められた馬車具一式には、選び抜いた世界最高峰のブライドルレザーが使用されています。

 

最高品質の牛革と称されるブライドルレザーはコードバン、イタリアンレザーと並び、世界三大レザーのひとつに数えられています。
財布やベルト、カバンなどのブライドルレザー製の革小物は、独特な光沢や質感、風合いで人の心を惹きつけています。
ブライドルレザーはいったいどのような革なのでしょうか?

 

魅力について迫ります。

 

 

ブライドルレザーとは?

 

 

硬く、分厚く、まるで陶器のような艶を放つ革の王様「ブライドルレザー」

 

 

 

 

イギリス発祥のブライドルレザーとは、元々馬具用に作られた革のことです。

「ブライドル」は、馬の頭部に装着する「頭絡(とうらく)」と呼ばれる馬具を意味しています。
人と馬のコミュニケーションにとても重要な馬具で、馬の特性や操縦意図などによって様々な種類があります。

馬を連れて歩いたり、人の体重を支えたりする馬具は、手綱や頭絡など細長くスマートに見える道具でも、強い負荷が掛かります。

さらに、人が馬に乗った時の高さは約2m。もし乗馬中に革が切れてしまったら、、、落馬、馬の転倒など、大事故に繋がりかねません。

人が馬に乗るようになったのは紀元前4000年頃だといわれていますが、以降人々は工夫を重ね、馬具の安全性を高めるため、

厚みと堅牢度を追求した「ブライドルレザー」を作り続けています。

イギリスで約2000年前にできた製法が、今なお続くブライドルレザーづくりの原型だそうです。

 

 

ブライドルレザーの特徴、魅力とは

 

 

もともとは手綱や馬鞍などの馬具用に使われていたこともあり、耐久性の高さがブライドルレザーの最大の持ち味。

また、使うほどに光沢感のある表情に変化していき、革の味わいが増していきます。

丈夫で経年変化(エイジング)を楽しみながら長く愛用できるところが、ブライドルレザーが愛される理由の1つといえます。

 

 

ブライドルレザーの証し「ブルーム」

 

 

 

 

ブライドルレザーを初めて目にすると最初に驚くのが表面を覆う“白い粉”です。

カビや汚れと勘違いされてしまうことがありますが、これは大きな間違い!!?ブライドルレザー最大の特徴であり魅力です!!

 

白い粉の正体は「ブルーム」と呼ばれる蝋(ロウ)のような成分。
ブライドルレザーは元々タンニン槽に数か月漬け続け、時間をかけることで革の堅牢度を高めています。
蝋などの油脂成分を革の繊維内部まで奥深くたっぷりと浸透させることによって、より高い堅牢度を実現しています。

 

ブルームは内部の油脂成分が表面に浮き出て凝固したものです。

 

「 ブルームの変化を味わうのがブライドルレザーの最大の魅力 」

 

使っているうちに摩擦や手の体温で少しずつブルームが落ちていき、艶へと変化していきます。

乾いた布などで表面を磨けばさらに整い、光沢は増し上品なブライドルレザーならではの美しさを楽しむことが出来ます。

 

 

耐久性&耐水性

 

 

牛革の中で最も硬く丈夫な肩や背中部分。油脂成分がしっかりと浸透してることで繊維が引き締まり、より強度の増した革へと変化していきます。
革に強い負荷が掛かったとて、一気に切れることはなく、徐々に徐々に柔らかくなっていく。そのため、乗馬中の事故の防止にも繋がっています。

 

また、油脂が多いことで水への耐性も高めています。表面の油分がなくなれば、その乾きを補うように革の芯部分からワックスがにじみ出てきます。普通に使用していて、革の表面がオイルでコーティングされら状態でキープされます。
多くの水分が浸透すると不純物による変質や、放置後に乾燥し劣化を進める要因にもなります。
※水は適切に使えばお手入れでも役立つこともあります。

ブライドルレザーは、合成皮革や人工皮革のない時代から「使うために」考えぬかれた、機能素材です。

 

 

世界三大レザーとの特徴を比較

 

コードバン(Cord Van)

 

「コードバン」で使用される部位は、一等の馬から限られた量しか採ることができず、そのため、極めて稀少度が高い最高級品。
緻密で強靭な繊維構造を持ち、キメ細かくしなやか、美しい光沢を持つがコードバンの大きな魅力。

牛革よりも柔らかく、表面が滑らか。丈夫でありながら、シルクのような繊細で美しい光沢を持つのが特徴。

上品で洗練された雰囲気を持ち、その希少性も相まって、「一生もの」の名に相応しい革製品として特に男性からの人気が高いのも特徴。

 

 

イタリアンレザー(Italian Leather)

 

植物タンニンで鞣された革で、長い時間をかけて芯までオイルを染み込ませていく「バケッタ製法」と呼ばれるイタリアの伝統技法で丁寧に作られています。大きな違いは、とりわけ革自体が特別なものではなく、革本来の自然の美しい素材感を生かして作られる部分。
美しい発色とツヤ感、普段使いしやすい丈夫さが特徴。使い続けることで柔らかく手に馴染み、色合いと質感が深みを増していく美しい経年変化が持ち味です。

内側から湧き出るような革表面のツヤの美しさ、深く色づいて手ににじむ経年変化は、他のふたつのレザーブランドとは一線を画す力強さがあります。耐久性があり、使う度に柔らかく手に馴染んでいくので、少しくらいの傷にも気を使うことなく、経年変化を気軽に楽しむことができます。

伝統技術を受け継ぐ職人さんたちの手で、長い時間と工程を踏んで作られる革は、まさに人の手によって育てられる革として長く根強い人気を誇る理由です。

 

 

ブライドルレザー(Bridle Leather)

 

表面を覆う「ブルーム」による、美しい経年変化が持ち味で、撥水性と耐久性も持ち合わせている。
深みのある輝くような表面の光沢と、しなやかで強靭な質感が特徴。他とは違う大きな特徴は、やはり表面の「ブルーム」。耐久性を持たせるための蜜蝋の効果により、ひび割れや水などに強い丈夫なレザーとなっています。

ブライドルレザーの一番の特徴は、使い続けるうちに「ブルーム」が少しずつ取れ、光沢がより深く美しく増していくこと。ブルームが少しずつ取れていく過程が、他のレザーよりも目に見えて分かるため、特別な経年変化を楽しむのもブランドレザーの醍醐味といえます。

 

 

ブライドルレザーの財布の見極め方

 

ブライドルレザー製の財布は探してみるとたくさんあります。できの良いものも悪いもの様々なレベルのものがあるカオスな状態。
数多ある中から、上質な1つを選ぶためには!?ポイントを押さえておきましょう。

 

 

JAPAN MADE

 

日本の革工房で製作されたものを選ぶ。
日本製の財布は、世界基準の品質といって過言ではありません。

 

コバ、念引き、ステッチ、どれを取っても美しい。

 

中でも、コバの状態を見れば、作りての技術力が一目で判断できます。
コバとは、上記画像のように、革の側面の部分のことで、コバを美しく仕上げるためには革の特徴を知っていることと、熟練の技術力が不可欠。

日本の紙幣にあったサイズで仕立てられているから、使いやすさも断トツです。MADE IN JAPANだからこそ。
日本人向けの使い勝手が考えられており、日本の紙幣を対象とした寸法取りがされています。

海外のハイブランドの財布が使いづらいと感じたことございませんか?
世界で売るためのデザイン故に、多くの国の様々な紙幣が入るように製作されているため、日本人が使いやすいようにデザインされていません。
(クレジットカードの規格は全世界共通。)

ブライドルレザーの本場、英国では、ポンドが通貨として使用されています。
ポンドは日本の紙幣に比べて、横幅は狭く、縦に大きいです。
また、英国ではカード決済の文化が主流となって、小銭入れの容量が少ない場合などあり使い勝手に影響を及ぼします。

 

 

伝統の製造、本場英国のブライドルレザーを選ぶ

 

世界の様々なタンナーがブライドルレザーを作っています。そして、タンナー毎に、「Quality=品質」、「Luxurious=贅沢」、「Finish=仕上がり」、「Strong=堅牢」、「Shine=輝き」、「Durable=耐久性」といった個性が、異なります。
どんな皮革=ブライドルレザーをを選べばいいか。

初心者・素人には無理!とお思いかと思いますが、簡単です。
「JAPAN MADE」日本の革工房の財布を選べば、自ずと最高峰のタンナー製のブライドルレザーを使った財布に辿り着きます。
日本の革工房が採用するブライドルレザーは、セドウィック社、J.ベイカー社、クレイトン社などの老舗タンナーのもので間違いなく世界最高峰のブライドルレザーです。

 

 

セドウィック社

 

 

 

 

創業1900年の約120年の歴史を持つブライドルレザーの製造を得意とする老舗の業者です。

正式名称は「J&E SEDGWICK & Co.Ltd」。
セドウィック社という名前は、ブライドルレザー製品が好きな方なら一度は耳にしたことがあると言っても過言ではなく、
これぞブライドルレザーという風合いや硬さ、見栄えなどバランスがよく完成度が高く、世界中で人気のブライドルレザーの製造をリードする存在です。
独特の硬さやブラッシングで染み込ませ、時間を置くことで浮き出た独特のブルーム感が最大の特徴です。
セドウィック社のブライドルレザーは、初めてブライドルレザーの製品をお買い求めいただく方から上級者までご満足いただける革だと思います。

 

 

J.ベイカー社

 

 

 

 

革製品に詳しい人々の間では、伝説のタンナーと呼ばれるJ.ベイカー社。
J.ベイカー社は、英国屈指の伝統を誇るタンナーです。正式名称は「J.&F.J.BAKER & CO Ltd.」と言い、日本では「J.ベイカー」や「ベイカー」と呼ばれています。

創業は1860年で約160年の伝統を受け継ぎ、今では世界的にも珍しい昔ながらの時間を要するオークバーグの皮から抽出されるタンニンエキスを用いた製法に拘り、1枚の皮を革へとなめす工程に1年半を要します。

J.ベイカー社のブライドルレザーは、ワイルドかつ繊細な風合いで、見た目は細かいキズが多いことがありますが、オークバーグでじっくりと時間を掛けてなめされた革の内部は繊維がコラーゲン質と絡み合い非常に密度の高い仕上がり。

J.ベイカー社のブライドルレザーは、見た目を重視される方には細かいキズなどが多いので上級者向けの革だと思います。

 

 

クレイトン社

 

 

 

 

正式名称は「Joseph Clayton & Sons Ltd」と言い、日本では「クレイトン社」などと略されて呼ばれています。
現在、クレイトン社はスパイヤー社として生まれ変わりました。

創業は1840年で約180年の歴史を誇る老舗タンナーです。この180年の歴史は英国全体でも屈指の歴史を誇る企業の1つで、クレイトン社の前の道路は「CLAYTON STREET」と名付けられ歴史の長さを物語ります。
その後、クレイトン社は、新たにスパイヤー社(Spire=尖塔の意味)として生まれ変わりました。
この尖塔という名称は、クレイトン社時代のロゴでも使用されていた町のシンボルである教会の尖塔からきています。

近年ではブライドルレザーと人気を二分するコードバンの製造も行っていて、革の製造技術は168種類に及び仕上げ工程を含めると約6000種類の革を製造しています。

約180年の歴史を誇る老舗タンナー「CLAYTON(クレイトン)」社の伝統と技術を受け継いだ「SPIRE(スパイア)」社製ブライドルレザーは伝統ある馬具用革として耐久性と堅牢度に優れ、使うほどに馴染む醍醐味を味わえる逸品。ブライドルレザー初心者から上級者までご満足いただけるかと思います。

 

 

JAMHOMEMADEのブライドルレザーの財布

 

 

 

 

唯一無二。パーソナルにカスタム可能。
指輪やネックレスなど貴金属を使ったアクセサリージュエリーのイメージも強いですが、
実は財布などの革小物もアクセサリー同様にこだわり抜き、数多の傑作を世に送り出している。
なかでもブランド初期からラインナップされるスタンダードウォレットは愛用者も群を抜く。

「革小物・一級職人」の肩書を持つ日本の熟練職人によるきめ細かな仕上げや、美しい経年変化を見せるレザーは言わずもがな、
そのデザイン性の高さは特筆すべきポイント。

ジャムホームメイドの革小物に欠かさないアイレットパーツはウォレットチェーンが絡まないよう360度回転する機能性を付与しながら、
裏側にはブラックダイヤモンドをセット。ブラックダイヤモンドは誕生石に付け替えることができ、
世界にひとつだけのパーソナルなモデルになるのもこの財布が愛され続ける理由といえるでしょう。

 

 

約180年の歴史を誇る老舗タンナー「CLAYTON(クレイトン)」社の伝統と技術を受け継いだ「SPIRE(スパイア)」社製ブライドルレザーを使用した、シンプルなラウンドファスナー長財布

 

 

 

 

伝統ある馬具用革として耐久性と堅牢度に優れ、外観上の特徴となっている表面のブルームと呼ばれる白いワックス成分は撥水効果があるほか、使うほどに馴染む醍醐味を味わえる逸品です。

 

商品ページはコチラ

 

 

希少ブライドルレザーを外装だけでなく
内装にも贅沢に使用した二つ折り財布/ミディアムウォレット

 

 

 

 

伝統的な製作技法を駆使し、シンプルで無駄のないデザインながら細部のディテールにもこだわった設計で、機能性に優れた二つ折りタイプ。
世界三大レザー最高級のブライドルレザーを、贅沢に使用した重厚な高級感は迫力を纏いながら、経年変化とともに愛着を育んでくれるはずです。オールレザー特有の革の張り感が、革好きにはたまらない。王道の二つ折り財布故に、ジャムホームメイドのオリジナルレザーの魅力を実感いただけるかと思います。

 

商品ページはコチラ

 

 

「デザインと機能性は両立しなければならない。機能性の追求こそがデザインの本質的な価値につながる。」

ディレクター増井のデザインに対するこの信念は言い換えれば、プロダクトの本質に思いを巡らせ本来求められている以上の機能を持たせることがデザインの成功の一つである、との考えにつながります。

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